研究一覧
‣上肢(手・肘・肩)班
概要
先天性疾患をはじめ,外傷,スポーツ・神経・変性障害など様々な上肢に関する疾患に対して治療を行っております.
臨床研究として胸郭出口症候群,肩腱板断裂,肩関節前方脱臼などの病態解明・治療成績向上につながる研究を行っております.
また,基礎研究として,多血小板フィブリンを併用した骨軟骨再生や,肩腱板修復の促進効果に関する研究を行っております.
2001 年から世界で初めて行った超音波を用いた野球肘検診活動は20 年以上続いております.
胸郭出口症候群に対する内視鏡補助下第一肋骨切除の治療成績
Satake H, et al. Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2022.
胸郭出口症候群に対し,ゼロポジションでの内視鏡支援腋窩アプローチが安全で効果的かを検証した.
45名(50手術肢)を対象に内視鏡下腋窩第一肋切除術等を行い,様々な評価指標を測定した.
術後の症状改善が全患者で認められ,特にアスリートにおいて治療効果が顕著であった.
ゼロポジションでの内視鏡支援腋窩アプローチは,胸郭出口症候群に対して有用で安全であり,特にアスリートに効果的であった.
髙木 理彰 Michiaki Takagi
整形外科学講座 教授
鈴木 朱美 Akemi Suzuki
整形外科 講師
花香 直美 Naomi Hanaka
大学院生
所属:医学部
山形大学大学院医学系研究科医学専攻
Research Map :
永井 惇 Jun Nagai
整形外科 医員(病院助教) 大学院生
所属:病院
山形大学医学部附属病院 整形外科
Research Map :
佐竹 寛史 Hiroshi Satake
整形外科学講座 准教授(病院教授)
結城 一声 Issei Yuki
整形外科学講座 助教
仁藤 敏哉 Toshiya Nito
リハビリテーション部 助教
土屋 匡央 Masahiro Tuchiya
整形外科 医員(病院助教)
所属:病院
山形大学医学部附属病院 整形外科
Research Map :